皆さんは今まで何回”面接”というものを受けたことがあるでしょうか。
受験、アルバイト、就職… 数は人によって個人差があると思いますが、最低でも3回ほどは経験があると思います。
今回はその中の”転職の面接”を勝ち抜くための秘訣を
多くの方が経験しているであるであろう”進学の面接”との違いを比較してお伝えします!
違い①自己紹介
⚪️進学の面接は人柄のアピール、転職の面接は経験のアピール
行きたい学校の面接で”自己紹介をしてください”と言われて、所属していた部活や休日にしているなどを話した経験がある人は多いと思います。
部活が運動部なら”きっとチームワークがとれる人なのかもしれない”や休日には家族と過ごすことが多いとなると”家族との関係が良好なんだろう”と、おおよその人柄を判断します。
ただ転職の面接では違います。
学生時代の部活や休日の過ごし方は雑談に抑え、自己紹介では”前職/現職(アルバイトも含む)で自分が率先して行っていたこと”をアピールしましょう。
事業部に大きく貢献したなどの規模の大きいものでなくても構いません。”事務職をしていて、外回りの営業担当が営業活動に集中できるように、書類のテンプレを作ってスムーズな契約に導いた”や”飲食店ではアルバイトの教育もしていて、その中では個人の判断だけで動くのではなく組織としてお客様に喜んでもらうような教育を心がけた”など。
面接開始直後にこの自己紹介をされると、”この人のことをもっと知りたい”そう思ってもらえるはずです。
違い②長所、短所
⚪️進学の面接は他者評価のアピール、転職の面接は自己理解のアピール
進学の面接で長所と短所を聞かれた時、”友人からはリーダーシップがあると言われます”や”親にはマイペースさを指摘されます”など、他者からの評価を参考にしたことがある人がいるかもしれません。
それも客観的な判断なので決して悪いわけではないですが、その上で自分自身ではどう解釈しているかが大事になってきます。
前職で自分の強みを肌で感じたことや、上司から指摘されたことをきっかけに自分の弱みを実感したこと。またそれだけでなくその弱みをどう改善しようと日頃行動しているかで、その人の”誠実さ”を見ています。
違い③志望理由
⚪️進学の面接は自分側のメリットをアピール、転職の面接は企業側のメリットをアピール
“〇〇高校では部活に力を入れているので仲間と切磋琢磨できる環境がいいなと思いました。また他校にはない食について学べる授業があり、それを活かして趣味の料理も極めたいと思います”
進学の面接でこれが言えたら素晴らしいですね。きっと面接官もこんな向上心のある生徒は迎え入れたいと思うことでしょう。
ただ、転職の面接ではどうでしょうか。
やる気は伝わるしきっと頑張ってくれるだろうけど、イマイチ決め手に欠ける…と思われてしまいます。
なぜなら、転職の面接では、もう一歩進んで企業へのメリットまでアピールすることが大切だからです。
給与をいただく以上、自分が会社に貢献できることを精一杯伝えなければなりません。
「そんな君とはぜひ一緒に働きたい!」と思われたら、きっと前向きな結果をいただけることでしょう。
いかがでしたか?
ただ、働いたこともない企業へ自分がどう活躍できるかなんて想像しにくいと思います。
業界や企業の働き方を知り尽くした転職エージェントにぜひ相談してみてください。